ロック、ロックと来たら次はバラードでしょう。
モノクロ、セピアと来たら次はカラーでしょう。
英語、英語と来たら次は日本語でしょう。
右から、左からと来たら次は正面からでしょう。
蝶、花と来たら次は…これはまあ個人的な感覚だけど、紙吹雪でしょう。舞わすことのできるものは片っ端から舞わせておこうといった感じで第三弾PVが完成。公開致しました。
ところで、「鉄は熱いうちに打て」とはよく言ったもので、私は、和田怜士として活動する上で、「閃いたら即行動」という姿勢を大切にしております。「閃き」というのは一種の魔法。そこに必ず何かがある。意味がある。その時は何の意味もないように思えたとしても、後々、何かしら意味を持つようになる。だから、何か閃いたら、閃いた瞬間の熱が冷めないうちに取り組んで、形にして、発表する。とりあえずやってみる。やってみて、修正すべき点があればすぐに修正して、意外や意外、完全に駄目だと判断したら即座にやめる(この「完全に駄目だ」という判断も後々必ず役に立つ)。私の場合、何を作るにも時間をかければかけるほど駄目になる。子供の頃からそうだった。だから潔く、チャッ!チャッ!チャッ!とやる。
思えば、イラストを描くのに一日以上かけたことなど一度もない。レコーディングも、2、3曲程度なら録音自体はその日のうちに終わらせてきた。ライヴのたびに折り込むフライヤーも毎回一日で仕上げているし、今回公開した3本のPVも全て一日で完成させた。たった一つ、曲作りだけは一日というわけにはいかないけど、それでも、短期間で仕上げれば仕上げるほど完成度の高いものになることはよ〜くわかっている。
時間をかけるとかけただけ閃きから遠ざかって、中途半端な仕上がりになってしまう。逆に、閃きにまかせて、締め切りなどありゃしないのに何かに急かされるように猛烈な勢いで作ったものは、時間をかけなくても、納得のいく仕上がりになる。
例えばこの記事もチャッ!チャッ!と書いて、チャッ!チャッ!とアップするのみだ。
走れ!チャック・ウィルソン!いや、チャック・ウィルキンソン!いや、チャック・ボーグルソン!