二重人格

Dr.Fからマスタリングを終えた前回のライブの音源が届いた。

期待半分、不安半分。だって、俺自身はまだ「悪魔と呼んで」「金平糖」の2曲しか聴いてないんだから。

さあ、客席に着こう。

今夜、和田怜士は旨い酒を飲ませてくれるのだろうか。


すべての野郎どもに捧ぐ癒しのアンセム

男という生き物は「男のクセに」という言葉に抗いながら生きている。人に思われたり言われたりしなくても、自分の中に、自分を絶えず監視している女がいて、そいつに「男のクセに」と思われたり言われたりしないように必死に生きている。

でも、人にはどうしても得手不得手というものがあって、不得手とすることを強いられたり、不得手とする環境に放り込まれて予想通り失敗した時には、その時点で既に「男のクセに」なんだから、「だから言ったでしょ?」なんてことを言ってさらに「男のクセに」に見舞われるのが嫌で、黙って歯ぎしりするしかなくて、死にたくなるほど情けない思いをする。

そんな時、自分だけが知っている場所があって、そこで名を呼ぶと現れる女の人がいて、微笑を浮かべながら黙って話を聞いてくれたらどんなに嬉しいだろうと思う。その女の人は、男がなぜそこに来て、自分の名を呼んだのかをよく知っているから、「じゃ、こうすれば?」なんて言葉を投げ掛けるということがいかに的外れなことなのかを心得ている。

唯一、男の中に投げ掛けてもらいたい言葉があるとすれば、それは「許してあげる」だけだと思う。男が「男のクセに」と自分を責めてどうしようもない時、彼を救う魔法の言葉があるとすれば、それは女性からの「許してあげる」だけ。

言わずもがな、これは新曲『SISTER MOONLIGHT』について書いている。我ながら良い曲を作ったと思うし、この曲を自分の為にではなく、女性シンガーの為に作ったという流れも完璧な流れだったように思う。これは女性が歌わねば意味がない。

この曲が俺を含めたすべての野郎どもにとっての癒しのアンセムになればと思う。

思えば、女性シンガーの為に曲を作ったのが初めてのことなら、野郎どもの為に曲を作ったのも初めてのことだ。


物欲の秋

2016年、2017年、2018年、2019年。ソロで活動を再開して以降、各年のベストライブを収めたアルバムを作ってきた。

前回のライブでようやく、2018年の『DABADA TV SHOW』と2019年の『eclipse』をリリースできた。2016年の『compass』と2017年の『爆弾』はマニアックな内容の作品なので、リリースのタイミングは『DABADA TV SHOW』と『eclipse』の2作が皆さんの耳に馴染んでからで構わないと思っている。

2020年。今年はまだ一度しかライブをしていない。おそらく、年内のライブはない。でも、今年は今年で何か「物」を作りたい。前回のライブの音源があるにはあるが、たった一度のライブをその年のベストライブとして発表するのは違う気がする。あ、そういえば来年で俺、5周年だな。ん?ベスト盤を作る…というのはどうだろう。

過去4作の中から厳選した数曲に、前回のライブから出来の良いものを織り交ぜて2020年色を醸し出しつつ、選曲はある程度、動画配信しているものとリンクさせて…これから俺の世界に足を踏み入れる人たちの為に、その入口となるようなベスト盤を作るというのはどうだろう。サプライズ的に、めちゃくちゃレアなのを1、2曲放り込んでも面白いかもしれない。ジャケットデザインも、これまでとは違う感じにして。

本音を言えば、ベスト盤なんだから、皆さんの意見を大々的に取り入れた選曲にしたいんだけど…難しいかな。当ブログ上でリクエストを募ってみたいけど…難しいよな。リアクション薄かったら悲しいし。となると、自分で自分の音源を聴き倒さねばならんわけで、これがなかなかの苦行のようにも思えるが、やってみる価値はあるように思う。

前向きに検討しよう。