音楽のきき方って、「聴く」か「聞く」かの2通りしかない。
ガッツリ耳を傾けて「聴く」のか、それとも、BGMのようにして「聞く」のか。ほとんどの人が後者だと思う。ほとんどの人が聴いているつもりで聞いている。これは、育った環境の問題であったり、長年に渡る習慣の積み重ねであったりして、そうして付いた「聞く」癖はなかなか矯正できるものではない。でも、残念ながら、音楽というのは、「聴く」ことで初めてきこえてくるものであって、「聞く」ことできこえてくるものではない。
日本のライブハウスが欧米のライブハウスのように一般庶民の日常生活に馴染んでこないのは、日本人が「聞く」人種で、ライブハウスが「聴く」場だからだと思う。そして、CDが売れなくなったのは「聴く」人が減ったからで、ネット配信が主流になったのは「聞く」人が増えたからだと思う。
アーティストは二者択一を迫られているのではないか?自分の音楽を「聴く」人と「聞く」人のどちらに投げかけるのかという二者択一。リスナーに対して質より量を求めるのであれば「聞く」人に投げかけるべきだし、量より質を求めるのであれば「聴く」人に投げかけるべき。本当は「質も量も」といきたいところだが、どうやらそれは無理っぽい。というのも、「聴く」人と「聞く」人は水と油の関係だからで、両方を求めるとたちまち二兎追う者は…になってしまうからだ。
さて、俺はどちらに投げかけよう…って、考えるまでもない。これまで通り、ただひたすら、「聴く」人に投げかけていく。「聴く」人には分かってもらえるという自負があるし、既に「聴く」人には分かってもらえていると思っている。
極端に量<質ではあるが(笑)
久々に、名前検索したら、出てきた。
勝手に、嬉しく思ってます。
また勝手に覗きます。
あだちさん?
あだち、あだち、あだち…。
すいません。全く思い出せません。
ま、僕が読者さん全員の顔と名前を把握してるかと言うと全くもってそうじゃないし、それで当然なんですけど。
なにわともあれ、わざわざ検索して下さってありがとうございます!