★断酒宣言★

25年目の決断。ライブや祝い事の席以外は酒を断つことにした。

これまで重ねてきた数々の失敗や失態。そのほとんど全てに酒が絡んできた。

先日、「酒に吹かれて」という記事にも書いたが、俺は本来、そんなに明るい人間ではない。かと言って暗い人間だというわけでもないのだが、少なくとも、かなりおとなしい人間ではある。そんな自分、本来の自分が嫌で受け容れられない…という傾向が俺にはある。

シラフの時も、可能な限り明るい自分を演じてきたようなところがある。で、その場から離れて、人目を気にする必要がなくなると一気に気が抜けて、急激に本来の自分に戻る感覚があって、それは「落ちる」感覚で、これが不快で酒を飲んで、もと居た高さに戻そうとしてきた。

酒を断って、クリアな状態。本来の比較的おとなしい自分に戻って、その状態をキープすることで、「元気がなくなった」とか言われないだろうか。ただでさえ言いたいことの言えない自分がさらに言いたいことの言えない子供の頃の自分に戻ってしまわないだろうか。そのことで、考え方の違う他者との議論に連戦連敗して、いとも容易く捩伏せられる…なんてことにはならないだろうか。という不安がないわけではないが、それでも、もう、無理矢理に別人格を生きるのはやめることにした。ドーピングして勝ち得たものなんて…ね?正直に負けを認めて、その都度悔しさを噛み締めた方が、人間として、成長もするだろう。

だから、ライブでも祝い事の席でもないのに、酒を飲んでいる俺を見掛けたら、遠慮なく、思いっ切り飛び蹴りを喰らわせて欲しい。宜しく頼む。

今後は、定期的に、「断酒日記」的なものを書いていく。25年の長きに渡って無茶な酒の飲み方をし続けてきた人間が酒を断つことでどう変わっていくのか…乞うご期待。


2件のコメント

    1. 家呑みを断たねば断酒になりません。「禁煙します!が、葉巻は吸います!」みたいなことになってしまう(笑)
      手土産は…そうですね。必要なくなりました。手ぶらでどうぞ!

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