導かれて

子供の頃から「4」という数字に縁がある。学生の頃は不思議なくらい4組になることが多かったし、伊丹最北端に住んでいた頃の住所はものの見事に4が並んでいた。他にも、職場が4階にあったり、ロッカーの番号が4だったり、良いメンバーに恵まれて本格的にバンドを始めたのが24歳の時だったり、我が奥さんと知り合ったのが34歳の時だったり、ソロで初ライブをしたのが4月だったり、和田怜士の怜士が偶然にも「04」だったり、枚挙にいとまがない。

生きていて「4」という数字に出くわすと、「今、自分はいるべき場所にいるんだな」と思う。「正解です」という声が聞こえる。一般的には縁起の悪い数字だと言われているが、俺にとっては絶えず俺を見守ってくれている天使のような数字なのである。

今日、44歳になった。4が並ぶというのは、俺にとってはスロットで7が並ぶのと同じくらい嬉しいこと。悪い一年になる気が全くしないし、これまで、4という数字を通して天使が俺に言いたかったのは「とにかく、どんな形でも良いから44歳までは生き抜きなさい。何故か?44歳になったらわかるわ」ということだったのかな?とすら思う。4に導かれて生きてきたような感じがある。

ようやくたどり着いた。長いトンネルを抜けたような気分だ。間違いなく素晴らしい一年になる。やる気満々だ。


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