この人がしょっちゅう雨を降らせるのは「ギブリン」というあからさまにテキトーな名前に不満を募らせているからではないか?と考えた。ギブソンのバッタもんみたいだし、ゴブリンみたいだし…。そこで、シスターマロンとともに姓名判断等を参考にしつつ、新たな名前を考えた。
和田紗雨
本来の読み方は「しゃう」であるが、我々身近な者は親しみを込めて「さう」と呼ぶ。無理矢理に晴女的な名前にはせず、大きく開き直った。同時に、SAKURAの本名も考えた。
和田桜怜
おうれい。花魁としての呼び名が「さくら」で、アメリカ生まれではあるが日本人であることにして、アルファベット表記をやめることにした。
初対面。
紗雨と桜怜。三国志に例えれば、俺にとっての関羽と張飛であり、孔明と龐統である。
誰にも負ける気がしない。
覇道を行こう。
隣り合わせの二人はどんな気持ちなのでしょう(笑)
お互いに「お前誰やねん」でしょう。
「まあまあまあまあ」なだめるのが僕の仕事ですが、紗雨も桜怜も、本当に怖いのが僕じゃないことくらい分かってるでしょう(笑)