『爆弾』『DABADA TV SHOW』のリイシューに合わせて、ソロでの活動を再開した2016年のベストライブを収めた『COMPASS』を再発することにした。
パフォーマンスは申し分ないし、お客さんのノリも良いし、シスターマロンによるジャケ写も素晴らしい。ではなぜ廃盤にしたのか。唯一して最大の弱点は音。音に厚みがなくペラペラだったからである。
それもそのはず。これを発表した時、俺はまだDr.Fとの再会を果たしていなかった。従って、マスタリングを施すことができず、録音したものをそのまま出すしかなかった。音圧が低いことも、低音が弱いこともわかっていた。わかっていても、当時の俺にはどうしようもなかった。が、今は違う。Drの力を借りて、音に磨きを掛け、蘇らせることができる。
2016年はスタジオに入るたびにデモ音源を録っていた。その中で特に気に入っている2曲をボーナストラックとして追加する。もちろん、これにもマスタリングが施される。
活動を再開した2016年から2019年現在に至るまでの4年間を4枚のライブアルバムに凝縮。完璧に総括する。そして、意気揚々と2020年に突入する。
『COMPASS』の復活。今年最後の大仕事だ。
僭越ながら、マスタリング作業させて
いただいています。
録音物として、すでに完璧なライブです。
それをより怜士サウンドに仕上げるのですが、
この盤はまちがいなく
2016いや2019年のしめくくりを飾るのに
相応しい作品です。
そう言ってもらえると心強いです。
ボーナストラックにライブでほとんど演ったことのない隠れた名曲を忍ばせておきました。
このアルバムは買いでしょう!