奮発して、割と高価な手帳を買った。人に言わせれば、「奮発した」内に入らない通常の価格だが、これまで、手帳を付けようと思い立ってはみたものの、どうせ三日坊主で終わるだろうという頭があって、百均の手帳を買ってみたらやっぱり三日坊主に終わってしまった…という愚を繰り返してきた俺にしてみれば、「今回ばかりは気合いの入り方が違う」という気合いのほどが窺える価格の手帳である。今後は、仕事のことも、プライベートのことも、ふと浮かんだ詩も、逐一、漏れなく、これに書き記していく。つまりは、今後はしっかりと頭の整理をしながら生きていこうということ。
酒を断って、手帳を付けて、クリアな頭を絶えず維持、整理しながら生きていく。他にも出来ることがあれば躊躇わずにやってみる。俺は本当はもっと出来る奴のはずだ!という希望的観測にすべてを託して。