赤い雨を降らせる理由

ここのところずっと歌詩を考えていた。「赤い雨」の中盤に新たにメロディーを付け加えることにしたので、そこに持ってくる言葉を考えていた。で、今日、突然浮かんだ。

音もなく揺れる

美しい花

ことごとく枯れる

芸術家の切実な情熱の理由みたいなものを言い表したかった。

花という題材。どいつもこいつも咲かせようとする。そして、いかに綺麗に見せるかを考えるけど、俺はいつも踏み付けたり枯らせたりする。題材としての花は、咲かせるとそこで完結してしまう。終わってしまう。それが、踏み付けたり枯らせたりすると何かが残る。続く。だから、本当は、俺ほど花を枯らせたくないと思っている人間はいないんじゃないか?と思う。

あと一歩というところで名曲になり損っていた曲が名曲になった。

俄然、ライブがやりたくなってきた。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。