超偶然

「あ、すいません。本日、面接を受けさせていただくことになっている和田と申しますが、面接会場へどう行けば良いのかを、もう一度確認しておこうと思いまして...。」 「あ、和田くん?和田くんかいな!俺や、俺!久しぶりやなあ!」...

訊け!もっと、訊け!

履歴書を書いた。書き損じ倒して、7枚目でようやく、ちゃんと書けた。 明日、面接。私の大好きな面接…冗談じゃなくて、私は本当に面接が大好きなのです。自分のことについて、色々と訊かれること自体嬉しいし、それに片っ端から答えて...

私的マルムスティーン論

私はパンクが大好きである。とはいえ、最近のパンクはどうでもいい…っていうか、どちらかというと嫌いで、私の好きなパンクは1977年〜80年代初頭のもの。具体的には、ピストルズとか、クラッシュとか、ダムドとかで、日本だと、I...

吾輩は猫である

或る日、最旧友が私にこう言ったのである。 「動物に例えたら、お前は完璧に猫やな。ほんで、俺は犬やわ。」 最旧友は、この言葉の真意について、事細かに解説してくれたのだが、私には、その解説がいちいち腑に落ちて、目から鱗の有り...

有難がらない男

芸術作品に於いて、「夢を持て」だの、「希望を持て」だのといったメッセージを搭載しておるものは、片っ端から無視してしまって構わないと存じます。 もの言いが上目線だからです。言葉を、メッセージを偉そうに投げ下ろすな、と。ギブ...

恋慕

嘘をつかずに、率直に申し上げましょうか? 私が今、本当にしたいことは、中学生がやってるような、救いがたく浅はかで、自己陶酔型の、顎が外れそうに甘美な恋です。 ただし、片想いは、もう、御免ですよ。 昨日、チャリンコを立ち漕...