言葉の壁

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⬆︎ジミー・ペイジ

レッド・ツェッペリンのリーダー、ジミー・ペイジがツェッペリンの全音源の音質向上(デジタルリマスター)に取り組んでいるように、私は私で、自分の全オリジナル曲の歌詞の見直し/改良に取り組んでいる。そして昨日、ようやく、全42曲中34曲の見直し/改良が終わった。残すところあと8曲。

歌詞の見直しについては、バンドをやっている時からやらねばやらねばと思っていて、そんな曲が多々あったのだが、バンドをやっている時は過去の曲の見直しよりも新曲を量産することの方に重きを置いていたので、ついつい過去の曲がほったらかしになってしまっていた。

地道かつ地味な作業を経て、過去に書いた曲が甦っていく様というのは実に嬉しい感覚なんだけれども、いかんせん地道かつ地味な作業なので、産みの苦しみと言うかなんと言うか…面倒くさい。でも、気に入らないものを人前に晒すわけにもいかない。

もし、歌詞を書かなくても良いんだったら、今頃、私のオリジナル曲は200曲くらいあると思う。

メロディーやアレンジは閃きだけでどうにでもなるけど、歌詞はそうは烏賊のきゃん玉。メロディーに対して言葉数を合わせないといけないし、韻を踏まないといけないし、意味だけではなく、言葉の持つ響きやリズムを吟味してベストなチョイスをしないといけないし…かくして、作曲の何倍も作詞に時間を費やして、私は本当に音楽の人なんだろうか?と、たまに思う。

ジミー・ペイジが羨ましい。だって、ツェッペリンの歌詞の大半はヴォーカルのロバート・プラントの手によるものなんだから。

ロバート・プラント求む。


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