「怒」って、極まると「哀」に変わるし、「哀」が極まって「怒」に変わることもあるから、怒る時は怒って、泣く時は泣いて、そんなこんなを絡み合わせた結果、喜怒哀楽のどれにも当てはまらない表現になっていたーみたいな音楽がしたい。
喜怒哀楽のどれかにガッツリ寄せた表現って簡単なことだと思う。
喜怒哀楽のどれでもない、つまりは、喜怒哀楽の全てがそこにあって、まさに「人間そのもの」といった感じの表現が一番難しくて、優れたものなんだと思う。
これ、この考え方こそまさに、私がビートルズから学んだつもりでいること。