生と死を見つめて

俺、これ、リアルタイムで見てた。

宗教って俺にはよくわからない。あんまり興味ないし。ただ、「信仰」って、人間にとって、物凄く大事なものだとは思ってる。

俺が「ロックを信仰してる」って言ったらみんな笑うんだろうけど、これは本音。だって、もしロックがなかったら俺、遠の昔に死んでるだろうし、ロックってただの音楽の形じゃなくて姿勢の問題で、俺にとって大事なのはまさにその姿勢の部分。だからこそ、子供の頃からビートたけしという人が好きで…音楽的な形としてのロックなんて二の次三の次。

ま、とにかく、この映像を改めて見て思うのは、「崇められたい」人の鬱憤は外に向かうけど、「崇められたくない」人の鬱憤は内に向かうんだろうなということ。

左の人は身の程を知らなさ過ぎて、常に「過小評価されてる」という被害者意識のようなものがある。対して、右の人は身の程を知り過ぎていて、過大評価に苦しんでる。俺は「過大」だとは思わない。でも、世の中には俺みたいな人間がわんさかいて、右の人を苦しめてる。

左の人は生きたい人。

右の人は死にたい人。

俺は、生きたい人。


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