新しい曲が完成した時の喜びというのは筆舌し難いものがある。まさに「天にも昇る心地」。なので、またまた『the answer song』についての話題である。
日本ではあまり馴染みのない言葉に「シングアロング」というのがある。これは、お客さんが一緒に歌えるような曲のことで、要するに大合唱が巻き起こるような曲のことである。例えば、オアシスは世界最強のシングアロング・バンドであって、オアシスのお客さんがライブ会場に何をしに行くのかというと、歌いに行くのである。世界広しと言えども歌わせてくれるバンドはなかなかいない。踊らせてくれるバンドは山程いても、歌わせてくれるバンドはいない。オアシスは世界最強の「歌わせてくれるバンド」だったのである。
今日、気付いたのは、『the answer song』がシングアロングになり得る曲だということ。以下のような掛け合いが俺とお客さんの間で巻き起こったら…想像するだけで楽しい。
お客さん 「I LOVE YOU」
俺 「合言葉は?」
お客さん 「I LOVE YOU」
俺 「聞き飽きたわ」
お客さん 「I LOVE YOU」
俺 「それしか言えないの?」
ね?めっちゃええ感じ。「それしか言えないの?」俺がちょっと人をおちょくったような感じで歌うと、笑い混じりのハッピーな歓声、拍手が起こる。歌詞の内容から言えば、お客さんが俺を演じて、俺が主人公の女性、最愛の人(=音楽)を演じる。素晴らしくない?これがライブじゃない?
いや、よ〜くわかってる。最初からそんなに上手くいくとは思ってない。お客さんにしてみれば歌うのって相当勇気の要ることだと思うし。でも、これを形にするために何をすべきか考えておくのは決して無駄なことではないと思う。何をすべきか…そう、とにかく、曲を覚えてもらわねば話にならない。
映像を撮ろうかな…検討中。