歌詩更新1

芸術を愛して人生に恋して。聞こえは良いが実際にいたら異形。誰にも相手にされないに決まっている。


『悪魔と呼んで』

風に揺れる花に憐れみを
花を揺らす風に憧れを

探し歩いて
見つかるようじゃ
力じゃないよ
思い出すんだ

涙の理由なんてどうでもいいさ
涙流す君が絵になれば

遠慮なくもっと
愛想を尽かして
死ぬまでずっと
悪魔と呼んで

雪に溶ける君に口紅を
燃えるように赤い口紅を

例えば蝶は白日夢か?
翅の生えた絵空事か?

人生に恋の花言葉を
芸術に愛の風便りを

遠慮なくもっと
愛想を尽かして
死ぬまでずっと
悪魔と呼んで

死ぬまでずっと
悪魔と呼んで


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