何事も集客力がついてからだと思っていた。身体が大きくなるとともに服のサイズを大きくするのと同じ理屈で。でも、集客力がつく前に自信がついて話は変わった。
発言や行動の幅を決めるのは自信だ。それはわかっていた。ただ、「集客力を自信に結びつけていく」という、よくよく考えてみれば他力本願染みた、受け身な流れを念頭に置き過ぎていた。
逆だ。
本当は、自信を集客力に結びつけていくべきで、自信はきちんと音楽と向き合ってさえいれば集客力とは無関係についていく。そして、自信があれば、集客力の無さなんてさほど気にならない。「自分のせいではない」と胸を張って言えるからだ。
何事も上から目線でないと駄目だ。下から目線じゃ駄目だ。夢というのは、星や月のように、見上げている内は叶わない。
「元気があれば何でもできる」じゃないけど、自信があれば何でもできる。「ポジティブな姿勢が不可能を可能にしていく」なんて歌ってやがるのは誰だ?俺だ。じゃ、「ポジティブな姿勢」ってやつはどこから来るんだ?
自信だ。