職場のおっちゃんから譲り受けた。
50年前、ハワイアンバンドで弾くために月給をはたいて買った非常に思い入れのある品だそうで、ずっと後継者を探していたのだそうだ。
ケースを開けた瞬間、腰を抜かしそうになった。fホールで、ケツがデカくて…まさに俺の「タイプ」だったのである。
磨いて、弦を張り替えて、ガイーン!とやったらどデカい音が出て、うちの奥さんが隣の部屋に避難した。避難しながらも、「ええ音!」と言った。
おっちゃんへの最高のお返しはこのギターをライヴで使うことだと思うから、ベストな弾き方を習得したら(ピックアップを付けるべきか否かとか色々と検討中)使い倒してやろうと思っている。
俺はいつもギターに名前を付ける。「マルハ」というメーカーのギターなので「マルちゃん」と名付けたが、音は全っ然マルちゃんではない。