仮想共作における俺の役割〜桜散る日本の風情〜

昨日はスタジオで、ギターを弾き、声を張って、初めて新曲『香しき日々』を演奏してみた。頭の中で鳴っていただけのものを外に出してみた。

結論から言えば「アメイジング」の一言。頭の中で鳴っていたものはかなりポール・マッカートニー調だったのだが、実際に歌ってみると絶妙に和風。桜散る日本の風情みたいなものがあって、なんとも言えない。これは冗談抜きで「REISHI/McCARTNEY」。英国人であるポールと日本人である俺の共作だと思う。

歌い出しはピアノをバックに静かに…というイメージだったのだがピアノが弾けない。仕方がないのでピアノっぽくギターを弾いてみようと思ったのだが全くもってしっくりこない。どうすべきか…しばらく考えて出た答えはまさかの「俺の頭の中で鳴ってりゃいっか」。頭の中で鳴っているピアノをバックに歌ってみたら実にしっくりきた。つまり、アカペラ。伴奏なしで始まるという俺史上初の試み。

「口車に乗って」にしろ「香しき日々」にしろ、自分の中から思いも寄らないものが出てきていて本当に楽しい。

さあ、残すところあと一曲だ。

※「香しき日々」で曲数が51になったので、「僕はフィクション」という曲をボツにした。いよいよバンド時代にライヴで演っていた曲についても戦力外の対象となってきた。

 


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