先日のライブからもう一曲、『金平糖』の映像を公開。当ブログのベテラン読者ならよく知っている「暗黒の大阪時代」に書いた曲である。
死ぬことしか考えてなかった…というか、正直、そんなことを考える気力すらなく、毎日、何の目的もなく天神橋筋商店街を彷徨い歩いていた。
ソングライターじゃなかったら死んでたかもしれない。頭の片隅に「俺はソングライターだ」という思い(金平糖)がかろうじて残っていたから、死ぬほど辛くても、それをどこかで「美味しい」と思える自分がいて、なんとか踏ん張れた。
映像はこれで11本目。俺の中に「配信する映像作品の数はチャンネル登録者数を超えてはならない」という規定がある。今、登録者数が「11」だから上限に達したことになる。
『悪魔と呼んで』はFacebook上でも紹介したけど、これは紹介しない。あの平和ボケした人たちにこの曲が理解できるとは思えないし、理解できない人たちの前に置いた金平糖は、傷付けられたり壊されたりするような気がする。
この曲は、あの時、絶望的な日々の中で拾った唯一の宝物であり、壊れ物でもあるから、大切に扱いたい。