恵美須町で、『三等フランソワーズ』という劇団の舞台を観てきた。「劇団」とはいえ、昨夜の公演の構成員は2人。持ち時間は我々音楽をやってる者と同じ30分。ステージの上にはテーブルと2脚の椅子があるのみ。
結論から言うと、めちゃくちゃ感動した。30分の間、緊迫感が途切れることがなかった。今、私が自分のライヴで表現しようと思っている形にリンクするものがあり、もの凄く良い刺激になった。
終演後、劇場の近くの酒屋で買った缶ビールを飲む私の口からは、ただひたすらに「なるほど」という言葉が漏れた(私には、良いものを観たり聴いたりすると「なるほど」と呟く癖がある)。
緊迫感…ライヴハウスでは滅多にお目にかかれないものが、劇場の舞台の上にあった。