危機感

子供の頃、「相手の気持ちになって考えましょう」みたいな言葉を何度聞かされたことか。
大人から、何度聞かされたことか。

相手の気持ちになる…どう考えたって無理だろう。

他人の気持ちになるなんて到底無理な話。でも、それをわかっていながら、それでもなお、自分にも何かできることがあるんじゃないか?と思う、思えたら、それが大人で、大人の優しさなのではなかろうか。

擦り込まれたベタな綺麗事。本当はちっとも合点のいっていない綺麗事の数々。自分の中から躊躇なくジャンジャンジャンジャン駆除していかないと、あれよあれよと、めちゃくちゃくだらない大人になる。


シーサイド・バウンド

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遺品整理。親父の秘蔵写真がジャンジャン出てくる。面白いからジャンジャン公開してやる。

どうやら親父は、髪を伸ばすことによって「化けた」らしい。髪を伸ばすことによって芋虫が蝶に化けたのだ。髪を伸ばしてから妙に色気付いている。
「若い頃よくザ・タイガースのメンバーに間違えられた」と親父が言っていたが、わからんでもない。

しかしまあ、恐ろしくリアルなヒッピーだ。


FAB3

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親父の遺品整理をしていると、このポスターが出てきた。レノンがヤバい。カッコ良過ぎる。

何故リンゴの部分だけ切り取られておるのかについては、私があの世に行った際に、親父自身に訊いてみるより他ない。