人にやさしく

我が国に於ける会話は、語り手の国語力ばかり問われて、聞き手の読解力は問われない。

「お前、何言うてるかわからん。」とか、「お前の喩えはようわからん。」とか安易に言うが、いやいや、じゃ、お前の読解力はどうなんだ?という。そこんとこどうなってんだ?という。

昔から、「「頑張れ!」という言葉は駄目です。当の本人はもう十分頑張ってるんだから。」という言葉をよく耳にする。まあ、わからんでもない。時と場合によっては、確かにそうだと思う。でも、基本的には、これは、聞き手の問題じゃないのか?基本的には、「頑張れ!」って言ってくれてる人の気持ちを、聞き手がしっかりと適切に汲み取れるかどうかの問題じゃないのか?

普段、言葉にさほど敏感でもないクセに、くだらんとこでくだらんイチャモンつけてんじゃねえよ、と思う。


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