ポール・マッカートニーさん全公演中止 再来日で調整へ
2014年05月20日12時41分
半年ぶりの日本公演(朝日新聞社など主催)のために来日し、その後体調を崩していた元ビートルズのポール・マッカートニーさん(71)が、東京・国立競技場での公演に続き、21日の東京・日本武道館、24日の大阪・ヤンマースタジアム長居の両公演についても取りやめ、全公演中止が決まった。招聘(しょうへい)元のキョードー東京が20日、発表した。
キョードー東京は「早期再来日公演の実現に向け、アーティスト側と協議していく」としている。
ポールさんは来日後の16日に体調を崩し、ウイルス性炎症と診断された。関係者によると、滞在先のホテルで静養中で回復には向かっているが、長時間のステージでの演奏は困難との判断に至ったという。
ポールさんは「国立競技場に続いて、今後の公演も中止することは、僕にとっても非常に残念です。みなさんにまた近いうちに会えることを信じています」などとコメントを出した。
ポール・マッカートニーさんは日本ツアーの公式フェイスブックなどでコメントを発表した。内容は次の通り。
昨年11月、ここ日本で素晴らしい時を過ごして以来、また演奏できることをとても楽しみにしていました。国立競技場に続いて、今後の公演も中止することは、僕にとっても非常に残念です。日本のファンの皆さんからの愛、励ましのメッセージと理解に感謝しています。
みなさんにまた近いうちに会えることを信じています。
愛を込めて
ポール・マッカートニー