『Ⅱ』の「FLOWER」で弾いてるのがこれ。これは「FLOWER」でしか使っていない。
前出のモーリスが木刀を握りしめたゴリラのような女で、私のエピフォン「月下美人」がカッターナイフの刃を左手の人差し指と中指の間に挟んだ昭和のスケバンだとすると、このヤマハは、田舎の田んぼの真ん中にちょこんと座って枯れかけのれんげで冠を編んでいる不細工ながらどこか可憐な女の子のよう…な音がする。
ペグにガタがきてて、チューニングが安定しないので難儀したけど、「FLOWER」には合っていると思って、思い切って使用した。
今日はこれを使って新曲の制作に励んだ。田舎娘のくせに、田舎娘だからか、クイーンみたいなメロディーを閃かせてくれた。
ガタガタだけど生きている。