白黒の布を敷いて、ワンポイントに赤いサイコロを置いて。
物凄く小さなスペースなので、フライヤーみたいなものを作って貼り出すということをあえてしなかった。必要以上に文字を置くとやかましくなると思った。私がどんな音楽をやっている人間なのかについては、ジャケットのデザインや、曲のタイトルや、展示の仕方を通して伝えれば良いと考えた。まさかこれを見て、「四畳半フォークの人かな?」なんて思う馬鹿はいないだろう。
少なくとも、純和風ではないこと。どこかに洋のテイストを感じ取ってもらえさえすれば、後は聴いてのお楽しみ。
伊丹の、小さなビルの3階の、秘密基地のようなスタジオの片隅に、とても面白いものが売っています。