違和感

たまに、人が何のためらいもなく使っているたわいもない言葉に違和感を感じることがある。

例えば「レコ発」

「レコード発売記念ライヴ」「レコード発売記念イベント」の略なんだろうけど、何だかもう、強烈に時代遅れな感じがして猛烈にダサい…と思うのは私だけなのだろうか。アマチュア感の塊のような言葉だと思うのは私だけなのだろうか。
完成した音源の為にライヴイベントをやるのは意味のあることだし、大々的にやればいいと思うけど、それを「レコ発」なる手垢の付き倒した言葉でくくってしまうというのはあまりに安易というか、もったいないことだ…思うのは私だけなのだろうか。自分で何か別の言葉を考えればいいのに。「何か別の言葉を考える」そういうことには長けているはずだろう。アーティストなんだから。

プロのアーティストがライヴツアーを組むのは、大抵、新作の発売に合わせてのこと。つまり「レコ発」で、当然の如くにレコ発だから、あえて「レコ発」とは言わない。

ライヴに一人でもお客さんを呼んで、その人にチケット代を払わせたら、もしくは、ライヴの後、一枚でもCDが売れたら、それはもう「プロ」なのではなかろうか。プロである以上、責任感を持つべきだし、責任感を持つ以上、それ相応のプライドを持てばいいと思う。だから、おのれが声を掛けた出演者に「お仕事は何を?」なんてことを訊くライヴハウスやライヴバーの店長やブッキング・マネージャーは完全に頭が腐ってると思う。

お仕事は音楽なんだから。


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