昨日、通算11作目『遅れてきた孤高の台頭』(7月27日発売)のパッケージングを開始した。
私は、本来アコギ一本ではやれないだろうことをやっているーと自負している。
様々な試行錯誤を経て、自分の思う形に辿り着いた瞬間、結実の瞬間をノーカットで記録したのがこの作品。ミスも、ミスを気合いで捩じ伏せている部分も、全て赤裸々にぶち込んである。
ここにあるのは、前人未踏の音楽。私自身、色々な音楽を聴いてきたけど、こんなのは聴いたことがないんだから。
もう、その辺の奴らとは、比較されるのも嫌だ。私は、私の中で、ジョン・レノンやカート・コバーンと闘ってきた。今後も、振り払われないように、全力で食らい付いていく。
だから頼む。「音楽」という言葉の表皮。見たまんまの薄皮の部分だけを都合よく信じて、口を開けば「楽しい」としか言わない、仲良しこよしすることにのみ長けた、本当に音楽が好きな人間からしてみれば目障りでしかない同好会ノリの奴らと一緒にしないで欲しい。
何事も、「楽しい」に終始している間は本当に好きとは言えないし、「好きこそものの上手なれ」で、本当に好きになれない間は、何事も、上達しないと思う。