拝啓 ライヴハウス様

たまに、ライヴハウスとの関わり方を考える。

私は、「出てやってる」なんてエラそうなことはこれっぽっちも思っていない。ただ、「出させてもらってる」とも考えたくないと思っている。金払ってないならまだしも、金払って出てるわけで、私は、ライヴハウスからしてみれば客で、客を呼ぶ客なわけで、そりゃ、出来るだけ仲良くしたいという気持ちはあるけど、だからと言って、無駄に頭を下げる必要はないと思っている。対等な立場で関わり合えたら、それが一番。でも、この「対等な立場」というのを、ライヴハウス側が嫌う傾向にある。

一般の人はあまり見る機会がないと思うのだが、バンドマンはライヴの後、ライヴハウスの人と清算を兼ねた面談、ミーティングをする。

大抵、合わせた膝の上に手を置き、背中を丸めて座っているのがバンドマンで、足を組み、背もたれありきな座り方をしているのがライヴハウスの人である。ライヴハウスの人は座っているのに、バンドマンには椅子が用意されておらず立たされている場合さえある。

私はそういうのを何度も見てきたし、してきたから、もう二度とごめんだという気持ちが根深く、強い。

必要最低限のプライドを懐に忍ばせて、あくまで対等に。

対等に。

バンドマンが変わらないとライヴハウスは変わらない。ライヴハウスが変わらないとバンドマンは変わらない。バンドマンとライヴハウスが変わらないと音楽が変わらない。

音楽が変わらない。


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