秋の遠征を終えて

秋の遠征は、店の内外で嵐が吹き荒れた。外では台風21号が、内ではさだまさしが猛威をふるった。 1番手のバンド、2番手の弾き語りともにさだまさしのカバーというアナーキーな流れの中、私の中にも巨大な台風が発生。私のパフォーマ...

暴君と傘

これだけ科学技術の進歩した現代にあって、傘のアナログ感って凄まじいと思う。 雨の日、傘をさしてスマホをいじっている人を見るたび、「どっちやねん」と思う。かたやデジタルの王様。かたやアナログの女王。 どんなに激しくデジタル...

点と線

今回、10月のライヴを「秋の遠征」と名付けて、11月のライヴを「冬の帰還」と名付けてみたのだが、これが思いのほかいい感じなので、今後のライヴについても一つ一つタイトルを付けていこうと思っている。 私は毎回全力でやる。そし...

新曲『詩人の愛』

新曲が完成した。タイトルは『詩人の愛』 リルケという人が書いた『若き詩人への手紙』という本の中にある、「詩を書かずとも生きていけるのなら書くことをやめて下さい。詩を書かないと生きていけないようなら書き続けて下さい」という...

「し」を見つめて

長年、漫才師とか弁護士とか占い師とか整備士といった職業の語尾の響きに対して憧れがあったから、介護職をしていた時には「そういえば俺、介護士なんだな」なんて思ってちょっと嬉しかったりもした自分の名前が和田怜士であることに気付...