新曲『グラサージュ』完成

49作目となる新曲『グラサージュ』が完成した。

ラヴソングのようでラヴソングではない。でも、この曲はその「ラヴソングのようで」というところが肝心。

「甘いもので包む」みたいな意味のタイトルにしたくて、洋菓子作りに精通している我が奥さんに何か良い言葉はないか訊いたところ「グラサージュ」というのがあると言う。響きも良いし「それだ!」ということで、『グラサージュ』と命名した。

詩を書いていると自分でも意味のわからないフレーズが出てくることがある。意味はわからないけど、「これしかない」と思えるものが出てくることがある。この曲に関して言えば、「あの人はもうあの日の事を何一つ覚えちゃいないよ」という部分がそれに当たる。何のことだかさっぱりわからない。でも、これ以外の言葉を考える気にはならなかった。

短いけど心のこもった良い曲だ。11月のライヴに間に合った。

やるかやらんかは別として。


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