映像裏話④SURFBLUE

水のイメージにしっくりくる歌い出しのコードを見つけたら、見つけた時点で既に一曲丸ごとできていたというマジック。生みの苦しみみたいなものをまるで感じなかった。

昔、親父が「天才というのは頭の中にあるイメージを一瞬で指先に持ってこれる人間のことや」って言ってた。

何が言いたいかわかる?(笑)

それはさて置き、個人的にはこの曲ってオアシスっぽいと思っている。例えば、「笑ったのか/泣いたのか」の部分のメロディーにはノエル節のようなものを感じる。曲が出来たらすぐに映像を撮ったのだが、あえて自宅で撮ることにしたのは、おそらく、無意識にではあるけど、オアシスのポスターを映り込ませたいと考えたからだと思う。曲に合うだろうと。

初めて人前で歌った時のことを覚えている。伊丹DABADAのオープンマイクの日だった。歌い終えて、聞こえてきた拍手の中に驚きがあるのを感じて、これはいけると思った。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。