カタルシス

ここのところずっと曲作りに没頭していた。厳密に言えば、曲は一瞬で出来たから、詩を書くことに没頭していた。初の楽曲提供。友人のシンガー、みこみかんさんの為に曲を書いていたのである。 楽曲提供というのは、される側とする側がお...

『金平糖』解説

<曲について> メロディーだけを抜き出して聴いてもらえば、骨格が完全に洋楽であって、俺が日本の音楽を聴いてこなかったこと、そして、洋楽は洋楽でもアメリカの音楽ではなくイギリスの音楽が好きで聴いてきたということが一発で分か...

『悪魔と呼んで』解説

というわけで、今回公開した2曲について恒例の解説を。まずは『悪魔と呼んで』から。この曲については既に何度か書いたが、あれは一部歌詩を書き換える以前のものだったし、ライブで披露する以前のものだったから、そういったことを踏ま...

fragile

先日のライブからもう一曲、『金平糖』の映像を公開。当ブログのベテラン読者ならよく知っている「暗黒の大阪時代」に書いた曲である。 死ぬことしか考えてなかった…というか、正直、そんなことを考える気力すらなく、毎日、何の目的も...

☆新映像公開☆

先日のライブから『悪魔と呼んで』の映像を公開した。 撮ってくれた人が撮ったことを忘れており、下手すりゃ誰の目にも触れることがなかった…という意味に於いて貴重な映像である。 映像には一切手を加えていない。色々とやってみたが...

一夜明けて

一言一言、言葉を噛み締めて、全力でギターを掻き鳴らして、限界まで声を振り絞って歌った。「ミスる/ミスらない」なんてどうでも良かった。昨日の俺は、自覚していたわけじゃないけど、これまでと目指しているものが違ったように思う。...

後は野となれ山となれ

あと3日。 最終リハが終わった。あとはもう感情の問題。ステージに立つまでこれといって考えることはない。ビートルズ聴きながら焼酎飲んで、我が「嵐の前の静けさ」を過ごす。 有終の美。これまでやってきた表現と、地元伊丹でのライ...

児嶋気分

あと6日 お店や演者さんが次々に告知を打ち始めたんだけど、皆、ことごとく俺の名前を間違えている。 DABADAさんが「和田玲士」。それを見たトマケさんがまた「和田玲士」。バニーさんに至っては「和田令士」。でも俺は和田怜士...

5つの椅子をめぐって

あと7日。 SOLDOUTを目指して諦めずに待つ。「目指して待つ」などと、随分と妙な言葉だと思うかもしれないが、待つ心は待たせる心に負けず劣らず能動的なのだ。「果報は寝て待て」などと言うが、「待つ」というのは祈ることでも...