いつものギブリンではなく、このマルちゃんを抱えて、自分の中から何か出てくるか試してみた。要するに作曲だ。
すぐにメインとなる歌い出しのメロディーが浮かんで、中盤でひとひねり加えて、30分足らずで一曲できた。あとは歌詞を乗せるだけ。
あまりに良い出来なので、録音して何度か聴いてみたのだが、何度聴いても良い。うちの奥さんは「ビートルズっぽい。でも、何か別の物も絡んでるような…」と言った。確かにビートルズっぽい。個人的にはかなりジョン・レノンっぽいと思っている。が、例の如く、歌詞が乗れば和田怜士の曲だとしか言い様のないものになって、誰もビートルズっぽいとかレノンっぽいとか言わないだろうと思う。
ミドルテンポな曲。スローにすればバラードにもなる。トータルタイムはだいぶゆったり歌って2分40秒だった。
2分40秒!旨味をギュッと凝縮させた結果とも言えるこの短さこそが名曲の予感なのだ。