断っておくが、4作目となるライヴ盤『DABADA TV SHOW』は単にYouTubeにアップした映像から抜き出した音にマスタリングを施したものではない。全くの別物。映像とは別の機材で別の場所から録音したものにマスタリングを施してある。映像はギターの音が控え目で声が前面に出ているが、音源の方はギターの音が持ち上がっていて、声とギターが同じレベルで聴けるようになっている。似ても似つかない音。
マスタリングを担当したDr.Fが「いつものギャリギャリしたギターの音が今回はマイルドで、なんか、ビートルズっぽい響きになってる」と言ったが、それもそのはずで、実はいつもとは違う弦を張ってあったりする。これまでの作品との音の違いは、そういったことも影響している。
どんなパフォーマンスだったのかについては映像を観てくれれば良いし、どんな音だったのかについては音源を聴いてくれれば良い。あくまで映像は映像。音は音。
アルバムは初回生産分(僅少!)のパッケージングを終えて完成している。が、今のところライヴの予定がないので、リリース時期については未定。問題は次の一手。この新作を引っさげてどう撃って出よう。これまで通りのやり方でいくのか、それとも…。
FA宣言をして残留か移籍かに揺れる野球選手の心境…と言えば聞こえは良いが、誰からも引き留められたり誘われたりしていないのに勝手に揺れてるあたりがキュートだ。