残す

少し早めのクリスマスプレゼント。Dr.Fから件の品が届いた。

alphabet’sのライヴ映像が3種(VHS+DVD+ブルーレイ)と、その映像から音を抜き出してマスタリングを施したCD。それから、和田怜士の新しいライヴ盤『DABADA TV SHOW』のマスタリング盤。計5点の品がエアクッションに包まれて、Amazonの箱に梱包されて届いた。まるでAmazonで注文した『和田怜士BOX』が届いたかのよう。

我が奥さんの寝室には俺がソロで活動を再開してから作った15枚の音源がずらり並ぶ。考えてみれば僅か2年半で15枚も作ったんだな。

音楽やってる人はみんな本当にライヴが好き。何の疑いもなく無邪気に「音楽=ライヴ」だと信じている。それはそれで良い。俺がしのごの言う事ではないし、素晴らしい事だと思う。でも俺はやっぱり、厳密に言えば、ライヴよりも作ることの方が好き。見ることも触れることもできない音を、音楽を、見ることや触れることのできる「形」に寄せていくのが好き。

ライヴやってりゃ何とかなると思い込んでいる人たちの中にあって、俺は「作ってりゃ何とかなる」と思っている。が、結果的にはどちらも何ともならないかもしれない。

百歩譲って、五万歩譲って、何ともならなくても良い。

俺の中にあるのはただ、「俺のは意地でも残すんだ!」という偏執的な想いだけだ。


2件のコメント

  1. VHSをデジタル化して、マスタリングして
    という工程を楽しんでさせてもらいましたが
    怜士さんのようにAmazonからのとか
    怜士BOXとかという発想に
    怜士さんはやはり究極のロマンチストだなと真から思いました。
    迎合するつもりはないのですが、
    大概は「送ってきたわ〜」で終了なのではないかな。

    来年も応援するぜ。ついていくぜ。
    つまりロマンを忘れた大人になりたくないということです。

    1. ただの妄想狂です(笑)
      でも、妄想は想像力あってこそ!
      僕は妄想を形にすることに長けたものつくりで、その為に全力を尽くしますが、一人で全てできるなどとは思っていません。

      今後ともご助力賜りますよう!

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