アルバム解説『eclipse』

<収録曲>1.口車に乗って 2.バタフライ 3.waterfall 4.M&M 5.果物をてんこ盛った巨大なケーキ 6.赤い雨 7.SURFBLUE 8.未来へ 9.復活の予感 10.savvy? 11.orange 12.ガガーリン 13.雫 14.孤高

¥1500


記憶に新しい2019年8月、日本橋太陽と月でのライブの模様を収めたアルバム。

バニーマツモロさんとのツーマンライブ。ツーマンライブをやるのは二度目。2012年に一度やったことがあるのだが、持ち時間1時間というのは初めてのことだった。外は雷雨。俺は先攻。計14曲披露した。

ギターの音はアンプから出した。なので、ここで聴けるギターの音は完全に俺が作ったものである。リハの時、珍しく入念に音を作った。PAにも色々と注文を付けた。自分の中で出したい音が明確に決まっていたからである。とにかく低音。低音にこだわった。一番高い音と一番低い音が同じ音量でぶつかるような音にしたかった。結果、思い通りの音になって、Dr.Fが「手を加える必要がない」と判断。音圧を上げる以外にマスタリングらしいマスタリングは「あえて」施されていない。

このライブの前に全曲新曲ライブがあり8曲作った。そして、そのうち5曲をセットリストに組み込んだ。やり慣れた曲に挟まれても埋もれることなく存在感を示したこの5曲が新しい風を持ち込んで、緊張感はあるが安定した素晴らしいライブになった。

ジャケットには幼馴染みの女性カメラマン「idol」撮影の写真を使用。封入カードの方も時間をかけて入念に作り込んである。

2019年のベスト・パフォーマンスをとらえた一枚。これを聴いてもなお、あなたは俺を天才呼ばわりしようとはしないのだろうか。


6件のコメント

    1. 60年代のバンドのアルバムジャケットにはしょっちゅう花が出てくる。ヒッピーとかサイケデリックとかいうものの象徴やったからね。ストーンズのアルバムにも「フラワーズ」ってのがあるし、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」のジャケットは花だらけ。だから、うん、ホンマ、ものすごくロックンロールなジャケットに仕上がったよ。
      idolに感謝!みこさんに感謝!この日のライブを観に来てくれたみんなに感謝!

  1. 本当に良いお写真、良いジャケットだなぁと度々眺めています。
    ジャケットの中身も気になります^^

    1. ジャケットをデザインすること。知識がないし、使えるものが限られているからこそ、ただひたすらに楽しいです。「eclipse」、内容もジャケットに負けず劣らず本当に良い出来です。
      今日からパッケージングを開始しました。ロックスタアとして、絶対に人に見せられない異常に地味な作業ですが、これがまた決して嫌いではないんです(笑)

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