カートのドキュメンタリー映画が公開されるらしく、コンビニに広告が貼り出されていた。
先日、ニルヴァーナのTシャツを着てチャリンコをこいでいたら、私のTシャツとはデザインの違うニルヴァーナTシャツを着たオッサンとすれ違った。すれ違った場所が伊丹の最北端であることを思うと、ニルヴァーナがいかに世界的なバンドかということを思い知らされた。
でも、普段、ロック好きにお目に掛かる機会は皆無と言っていいほど無い。
毎年、フジロックやサマソニに集まってくるあの何万という人は、日頃、どこに潜んでおるのか。彼らもやはり、日常の社会生活に於いては、ロック好きを公言することによって、「あはは、ロックね」などと嘲笑されているのであろうか。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターの名はかろうじて知っていても、ジョージ・ハリスンは知らず、ストーンズに至っては存在さえ知らないような奴らに嘲笑されているのであろうか。あれは難民の群れか。
一体誰が映画を観に行くのだろう。