私はなぜロックが好きなのか。極論を申せば、数ある音楽ジャンルの中でロックが一番メロディーが良いからです。
もちろん、喜怒哀楽、全ての感情について極端に素直で、等身大なアートであることもロックの魅力であり、例えば、激烈な怒りを爆発的に喚き散らして、それが良しとされるのもロックの良い所ですが、ロックの本当の魅力は、そうやって激烈な怒りを爆発的に喚き散らした場合にも、「メロディーが良い」ということについては絶対に譲らないーというところなんだと思います。それは、ピストルズやニルヴァーナのメロディーがめちゃくちゃ良いことからも知れます。
将来、私が、ロック以外の音楽にのめり込むようなことがあるとすれば、それはたぶん、クラシックだと思います。クラシックは、ロックの次にメロディーが良い。無駄に壮大な曲が多く、展開が複雑でユーモアに欠けるーという部分さえ克服できれば、クラシックはかなり好きになれると思います。
私には多くの夢がございますが、そのうちの一つが「自分の曲をオーケストラをバックに歌う」だったりします。