みっともない

前にも書いたと思うけど、「嫌い」と「わからない」は違う。

「わからない」ものを「嫌い」なんて言ってたんじゃどうにもならない。

「嫌い」は嫌いで全然良いし、「わからない」はわからないで全然良い。はっきり言うに越したことはないと思うけど、「嫌い」と「わからない」が全くの別物だということをわかっていないというのは、声高に「大人」を名乗る以上、めちゃくちゃみっともないことだと思う。


夕景を歩く

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歩く。ただひたすらに歩く。

希望と同じくらい不安があり、不安と同じくらい希望がある。
頭の中は、足の踏み場もないほどに考え事でごった返している。

歩く。ただひたすらに歩く。

一人歩く私の姿はたぶん、太宰治的な感じになかなかカッコよろしいのではないかとは思うのだが、残念ながらこれは、人に見せる姿ではない。

歩く。ただひたすらに歩く。

頭の中。ごった返している物の中に、キラリと輝くメロディの断片が…あればいいな。


和田一憩でリスタート

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このたび、一憩→新田茘枝→蝶野一憩→新田一憩→一憩と、散々試行錯誤を繰り返してきた我がアーティスト名を、本名の「和田一憩」に戻すことにした。

考えてみれば、ポール・マッカートニーも、ジョン・レノンも、下の名前は変わっているが、上の名前は極めて平凡であるということに気付いたからである。

そう、音楽をやめるつもりは微塵もない。


虎穴に入らずんば小島よしお

「やりたい仕事」といって、音楽で食っていくこと以外には一つしかない。逆に言えば、一つだけある。

求人誌をペラペラとめくった場合に、私の興味を引くものが一つだけあって、それは数年前から変わらないのだが、今回、その「唯一」を目指してみることにした。

「やれる」のか「やりたい」のかで言えば、圧倒的に「やりたい」であって、「やれる」のかどうかはわからんが、「やりたい」ことなんだから「やれる」だろうという希望的観測。

道に迷った時は難しいと思われる方向に進むとうまくいくーって、誕生日と血液型が私と同じ真矢みきが言ってた。

あ、あ、あ、あ、あ、あ、あうっ、あ、あ〜あ…あ、あ〜きらめないでっ!!

29日、面接。


バラードとロックンロール

自分の人生をできる限りドラマチックに捉えようと思えばこその破天荒であり臆病だと思う。
「真ん中」はつまらない。ドラマチックじゃなくてつまらないから眼中にない。常に上か下か、白か黒か、右か左かの世界が楽しい。

バランス感覚なんていらない。

人一倍破天荒な人間は、人一倍臆病な人間なのかもしれない。
人一倍臆病な人間は、人一倍破天荒な人間なのかもしれない。

破天荒な人間を「強い」と思っちゃいけない。
臆病な人間を「弱い」と思っちゃいけない。

破天荒な人間が書いたバラードを聴きたい。
臆病な人間が書いたロックンロールを聴きたい。