文明の猿

スマホを両手で操作している時、「俺は猿か!」と思ってしまいます。

「文明の利器」としか言いようのないものを操作しておるにも関わらず「お、お、お、俺は猿かっ‼」と思ってしまいます。

右手の人差し指が猿です。


心のこころ

私は、「心」という言葉を安易に口にする人間にロクなのはいないと思っています。だから、今までそこそこ長いことブログをやってきたけど、「心」という言葉を使ったのは3回あるかないかだと思います。
私の宗教嫌い、宗教家嫌いも、あの人たちがあまりに安易に「心」を口にするからだと思います。まことにもって胡散臭い。あれは本当に、無教養丸出しの馬鹿丸出しだと思っています。

「心」を堂々と「こころ」と口にして良いのは、ブルーハーツと焼き鳥屋のオヤジだけだと思っています。


パンドラの箱

「曲を書くのは好きだ。楽しい。でも、詞を書くのは嫌いだ。面倒くせぇ。誰か代わりに書いてくんねえかなといつも思う」と昔、某雑誌のインタヴューに応えてノエル兄貴が言っていたのだが、まったくもって同感だ。私も、曲を書くのは好きだが、詞を書くのは嫌いだ。文章を書くのは3度のメシより好きだし、詞だって、イメージを散らしたような「詩」であれば喜んで書くが、「歌詞」となると話は別。

私は、メロディーを先に書いて、そこに言葉を乗せていくから、言葉数をメロディーに合わせないといけないし、韻を踏まないと気が済まないし、言葉の絡み方に何かしらマジックが起こらないと納得がいかないし、そんなこんなで書き始めたら書き始めたでめちゃくちゃ没頭するのだが、没頭し過ぎてめちゃくちゃ疲れるし、没頭しようがしまいが、めちゃくちゃ時間がかかることに変わりはないのである。
曲自体は、メロディーさえ閃けば1日で出来上がるし、相当冴えてる場合にはそれこそ10分で書けるが、詞はそうはいかない。1週間で書き上げられたら万々歳。1ヶ月で書き上げられたら万歳。私の場合、1本の詞を納得のいく形まで書き上げるのに、改良に改良を重ねた挙句、5年かかったことさえあるのである。メロディーを崩さないよう細心の注意を払いつつ言葉を、それも日本語を、組み立てていくというのは私にとって、なかなかの苦行であり修行なのである。

二者択一。メロディーを優先するのか、言葉を優先するのか。メロディーを優先すると言葉に制限が出てくるし、言葉を優先するとメロディーに制限が出てくる。両方とも優先して、両方とも自由などという風にはいかない。私の場合はやはり、今後もメロディー優先で、メロディーに言葉を添わせていく形になると思うのだか、これは、逆に言えば、私がある日突然言葉を優先して、言葉にメロディーを添わせる形で曲を作った場合に、自分でもビックリするような、めちゃくちゃ面白いものが出てくるかも⁉というパンドラの箱的なものをギリギリまで開けずに後々の楽しみとして取っておこうという思惑の表れなのかもしれない。

ワンパターンって悪くない。一つのパターンを頑なに守れば守るほど、それを豪快に破壊することへの楽しみが増すし、破壊することで新たに生まれてくるものへの期待も高まるというものだ。

生きていて、本当ににっちもさっちもいかなくなったら、「南無三!」と叫んで、自分の中のワンパターンを豪快に破壊してみてはいかがでしょうか?何が飛び出すのかはやってみないとわからないし、不安だけど、少なくとも何か起こりそうでしょ?
ズルズルと沈み落ちていくのに任せるよりはずっと宜しいかと存じます。


未発表写真〜あおぞら〜

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阪急山本駅の線路沿いに「あおぞら」という古本屋があり、あおぞらの入口右手の階段を上がり切って左を向くと、この光景が目に飛び込んでくる。強烈な昭和臭が五感と股間を刺激する。いや、股間は刺激しない。しないが、私のお気に入りスポット。秘密基地。秘密基地を公表してどうする。あ、そうか。

突き当たり右手の一室では、中古コミックと中古CDを取り扱っており、コミックは立ち読み自由で、CDは試聴自由となっている。レコードとか、昔のファミコンのカセットなんかもちょっと置いている。


布告開始

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とりあえず、箇条書き的に書き殴った。
丹念に作り込む気持ちの余裕がなかった。
即日、大阪方面に貼り出してきた。

「ドラマー&ベーシスト募集」の上に「歌える」と書くか最後まで迷ったが、やめといた。とりあえず、間口を広く設けてみた。妥協ではない。

次は神戸だ。