息子の名言

絵描きは陰気で嫌だ。

もし私が女ならバンドマンを選ぶ。絵描きは…ややこしいから嫌だ。

バンドマンは、自分の分をわきまえるところから始まってるよ。

絵描きは偉そうだから嫌だ。

人間とは?
人生とは?
芸術とは?
宗教とは?

「うるさいよ馬鹿野郎!しゃらくせえ!」と言ったところに、私の信じるロックンロールがある。


俺はやっぱりバンドマン!

年内に、必ず、新しいバンドを立ち上げる。

難しいことは知らない。ただ爆発したいだけ!ーみたいなバンドにしたい。バラードも、爆音でやる。

言いたいことを言う。やりたいことをやる。ヤバいロックンロールバンドがしたい。

今度こそ、解散しない、俺のバンドを作る。


親父の名言②

面接について
「言葉を用意すな」

欲望について
「ホンマに欲しいもんは絶対手に入る」

貧乏人について
「出されたもんは何でも「美味い!」言うて食え」

車について
「移動できたらなんでもええねん」

拾い物について
「5千円まではもろとけ」

ビートたけしについて
「僕は、たけしにはいつか絶対会えると思ってるよ」

人間関係について
「抱き合ってたら相手の顔見えへんやろ?距離が大事」

老人について
「年寄りがおっとりしてる思たら大きな間違い。先がないだけに短気なんや」

絵画について
「宗教があったら楽やねんけどな…。僕、無宗教やろ?めちゃくちゃ難しいわ」

印象について
「人間、善人と思われたら勝ち」


薔薇と親父

友人からの報告によれば、ローゼズは「アイ・ウォナ・ビー・アドアード」も、「アイ・アム・ザ・レザレクション」も、「フールズ・ゴールド」も演ったらしい。めちゃくちゃ観たかった。悔しい!

ひょっとして「メイド・オブ・ストーン」も演ったんじゃないのか?

親父のアホんだら!!

ま、親父もローゼズ好きだったけどね。


ローゼズ万歳!!

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今日はサマーソニック2013の2日目。

英国が誇る伝説のバンド、ザ・ストーン・ローゼズ(ビートルズやストーンズに並び称されるくらい凄いバンド)が再結成後、初の大阪上陸。

会場にいる友人に、リアルタイムで「どやさ!再結成ローゼズどやさ!」と執拗にメールを送ったところ、「震えて泣きそうになった!」との返事。

いいなあ!羨ましくて死にそうだ!


葬儀記

親父の葬儀に際して、私の中で一つだけ決めていたのは、「一滴たりとも涙は流さん!」であった。

遺体を棺に入れる「入棺の儀」の時に、葬儀場のスタッフの人に「喪主様は頭(おつむ)を抱えて差し上げてください」と言われて、自分が喪主様であることに気付くまでに5秒くらいかかって、「おつむってなんやねん。あたまって言えや」とか考えてたら不意に「あ、喪主様って俺のことや!」と気付いて、親父の頭を抱えたらすっかり油断してたもんだからドバッと涙が出てきて、「しもた!序盤でいきなり躓いてしもた!」とは思ったものの、その時には周りに3人しか身内がいなかったので、自分の中で勝手にこの時の涙はカウントしないことにしたら、最終的に私は、一滴たりとも涙を流さなかったーということになったのである。
棺の中に花を入れる時はちょっとやばかったけれども、蓋さえ閉まってしまえばもう、その後の火葬場での出棺の儀とかお骨拾いとかは全然余裕だった。正直、悲しくもなんともなかったのである。

お骨拾いの時、火葬場の係の人が箸でのど仏を拾って台の上に置き、「そちらから見ますと仏様が座ってるように見えるでしょ?」と言った。

「見えねえよ」と思った。