パーマネント☆ジュカイ

「考える」という行為は、物事を簡潔にする為に行なうべきものであって、物事を複雑にする為に行なうべきものではない。

物事を複雑にする為に「考える」ということをしている人間の言葉は、やたら複雑に入り組んでいて、「迷い込んだが最期、二度と出てこられない」でお馴染みの樹海の如くで、私はもう、そんな所に用はない。


うなずきシロー

余計なものを持つから余計ではないものを持つ余裕がなくなる。

少しでもいらんと思う要素があるものについては、躊躇なくこれを棄てる。そうして、本当に必要なものだけをギュッと握りしめて抱きしめて前進する。

うむ。


胴無し男

私は、私の中から「真ん中」を一掃したいと思っている。

白か黒か。
0か100か。
右か左か。
好きか嫌いか。
戦争か平和か。
悪魔か天使か。
上か下か。
火か氷か。
男か女か。
YESかNOか。

「真ん中」を取り除いていく過程で、「冷たい」と言われるようになるというのは、私が着実にぬるい人間ではなくなりつつあるからに他ならず、「もっと言うて」ってなもんや三度傘。


ミッツ・マングローバル

夢と仕事と恋愛と―大きく分けて、私の人生はこの3つの柱から成っている。

3つの内、どれかを優先して、その優先したものの為にどれかを犠牲にするという幼稚な考え方を棄てることにした。

3つとも大事だ。だから、3つとも優先して、3つとも第一希望のみを狙う。「ま、これでもいっか」なんて愚にもつかない妥協はしない。「これじゃなきゃ嫌だ」と言えるものを3つ揃える。

人間、3つのものも持てないほど貧弱ではない。


心にいっぱい勲章を

第二希望も第三希望もいらない―滑り止めなんていらない。滑り止めなんて確保する弱気な神経を持つから、いつまで経っても第一希望を射止められない。

滑ったら堕ちて、また一からやり直す。
堕ちてきたのは、堕ちる前の自分と同じ自分ではないし、堕ちてきた場所も、本当は、以前居た場所から少し前進した、別の場所だから、以前にはなかった新たな選択肢が手元にあるはずで、この中からまた、第一希望のみを決める。

何事も、第一希望だけを狙う。果敢に第一希望を狙いにいった結果の敗けは敗けではないし、堕ちたとしても堕落ではない。

臆せず、ちゃんと闘えば、結果はどうであれ、自分の中に、勲章が残る。


歌詩『綺麗な動物』〈一部改良完全版〉

叶いそうにない夢に
酔い痴れて突き抜ける

子供の恋愛模様に
嘘のない悪夢があり
君の命を転がす

あらかじめ定められた
道を行くだけのこと
六面体のサイコロが
一筋の道に転がる

プライドを捨て去って
地雷を踏もう
砕け散った硝子が
妖しく謳う
堕ちに堕ちて
綺麗な動物でいよう
歪み切った世界の
弛んだ二の腕
喰らいついたまま離さない

叶いそうにない…
子供の恋愛…
夢に生きて夢に死ぬ

プライドを捨て去って
地雷を踏もう
砕け散った硝子が
妖しく謳う
堕ちに堕ちて
綺麗な動物でいよう
喰らいついたまま離さない

喰らいついたまま離さない

喰らいついたまま離さない


思春期とロック

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中学一年の時に初めて聴いた。衝撃だった。「エロっ!」と思った。
エロい音楽なんて初体験だったし、今でも「日本一エロいバンドは?」って訊かれたら、躊躇なく答えると思う―バービーボーイズ!

中学の時、音楽番組にバービーが出ていて、『あいまいtention』を演っていた。長いスカートを振り乱して、黒い美脚を晒して踊る杏子さんのアダルトな色気が、完全にR指定だった。鼻血が出た。

中3の時、私の理想の女性は、プリプリの中山加奈子と、杏子さんだった。思春期真っ只中の私にとって、この二人はまさに歩くエロ本だった。そして、二人とも、ロックンロールだった。

私は今でも、バービーを聴く。よく聴く。普通に聴く。特に、酔っ払っている時によく聴く。酒とバービーはめちゃくちゃ合う。中でも、私が一番好きな曲は『三日月の憂鬱』
日本語ロックの名曲だと思う。

ちなみに、プリプリで一番好きな曲は『錆びつきブルース』
奥居香ではなく、中山加奈子がヴォーカルをとっている曲で、 バリバリのロックンロール。中学3年の時、5万回は聴いたと思う―って、いや、ごめん。さすがに5万回はないな。

5千回は聴いたと思う。


翼をもぐな!

今日は早くも二箱吸った。ということはつまり、私の場合、詩を一本書くのに、一箱の煙草が必要だということだ。

太宰さんは言った。「煙草は思索の翼」また、伝説の女性シンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルは叫んだ。「禁煙?冗談じゃないわ!っていうか、国は、アーティストには、煙草を無料で配布すべきだわ!」

その通りだと思う。

禁煙運動が高まれば高まるほど、そしてそれが威圧的になればなるほど、アーティストの数は減っていくんじゃないだろうか。

私の創作に、煙草は必要不可欠だ。禁煙なんて、死んでもしない。


新曲、さらに完成〜歌詩『綺麗な動物』

叶いそうにない夢に
酔い痴れて突き抜ける
子供の恋愛模様に
我が生き様を覗く

あらかじめ定められた
道を行くだけのこと
六面体のサイコロが
一筋の道に転がる

プライドを捨て去って
地雷を踏もう
砕け散ったガラスが
妖しく謳う
堕ちに堕ちて
綺麗な動物でいよう
歪み切った世界の
弛んだ二の腕
喰らいついたまま
離さない

プライドを捨て去って
地雷を踏もう
砕け散ったガラスが
妖しく謳う
堕ちに堕ちて
綺麗な動物でいよう

喰らいついたまま
離さない