斜呉箱から猫〜須磨ですまんの〜様宛

『しゃくれつぶやき』とてもオシャレなタイトルでの投函、感謝いたします。

私は化粧を否定しないどころか、素っぴんよりも化粧をした顔の方が好きな、化粧肯定派の斬り込み隊長とも言える男ですが、それでも、電車の中で化粧をする女は大嫌いです。電車の中の不快ということで言えば、周りの迷惑を微塵も省みず、白痴のように涎を垂らし奇声を上げ、喚き散らしている微塵も可愛くないガキとその親に次いで嫌いです。

化粧というのは、いわゆる一種の「変身」でしょう。変身は、基本的にその過程を人目に晒すものではないと思います。例えば、「劇的ビフォーアフター」という番組がありますが、あれは変身していくのが家だから見ていて楽しいのであって、もしあれが美容整形に於けるビフォーアフターであったなら、そして、その変身過程を詳細に撮影し、放送する番組であったなら、これはもう完全にR指定、決して電波に乗せることを許されない、めちゃくちゃにグロテスクな映像になると思われます。変身の過程とは、本来そんなものでしょう。
映画『ザ・フライ』に於いて、主人公と蝿が合体していくシーンは目を覆いたくなる程に気持ち悪かったし、仮面ライダーは、「変身!」と叫んで跳んで、着地した時にはもう変身が完了しておりますが、「変身!」と叫んでから、変身し終わって着地するまでの間の画は、たぶん、見るに耐えないと思います。したがって、電車の中で化粧をするという行為は、非常にグロテスクな状態にあるものを公衆の面前に晒して悦んでおるということなので、そんな極道な変態女には飛び蹴りの一発や二発、喰らわせてやっても決して罰は当たらないだろうと思いますがしかし、もし、その極道変態女が流れるような長い黒髪の持ち主で、唇が常に濡れているように見える口紅を使用していて、さらに、紫色のアイラインが似合うような感じであった場合には、そ〜れは、ね、流石の私も、ね、許さないわけにはいかないんじゃないかなあ〜なんてことを思っ

ご清聴ありがとうございました。


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