或る悟り

「怒」な女の人が死ぬほど嫌いで、「哀」な女の人が吐くほど好きだ。
笑っている。でも、どこか泣いている…といった感じの女の人が吐くほど好きだ。

仮にここに、二人の「哀」な女性がいたとする。
当然ながら、私にとっては二人とも非常に魅力的で、甲乙付け難い。ただ、唯一異なる点として、Aさんにはめちゃくちゃ性欲を感じるが、Bさんには全く感じないとする。

この場合、私が心から好きなのは、心から求めているのは、どういうわけだかBさんなのである。

別に、頭で考えてそうなるわけじゃないし、そうなってきたわけじゃない。ただ、私の場合、確実にそうなるし、事実、そうなってきたわけだから、この先もきっと、そうなるに違いないのである。
だからこそ、「あなたとヤりたいです!」という言葉こそが、告白の言葉として、最も純粋な言葉のように、私には思えるのである。

この感じ、わかっていただけるだろうか。ま、別にわかってもらいたいとも思わんが…。


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