ミラクルズ

剣吾くんとの付き合いは、今年でちょうど10年になる。私の音楽的な癖や、趣味を知り尽くしていて、一緒に音楽をやってきた「戦友」として、最長であり最強である。

小松との付き合いは、来年で30年になる。本域で一緒に音楽をやったのは、高校の文化祭の時のみとごくごく僅かだが、その後、お互い、別々にとはいえ長いこと音楽をやってきたし、同じ伊丹最北端に生まれ育って生きてきた「戦友」として最長であり、最強である。

ティムとの付き合いは、今年、まさに始まったばかりである。今年はまさに「ティム元年」である。が、この「縁」には物凄いものがあると思う。私より12も年下で、さらに英国人で…でもそこんところの違和感を一切感じさせない。本当に凄い奴だと思うし、バタフライの全てが彼からの一本のメールから始まったことを思えば、彼に、そして、ロックの女神に、感謝してもしきれない。

色んな意味でバタフライは、『今』だからこそ組めた、私にとって「奇跡のバンド」なのである。メンバー各人が、それぞれにそれぞれの人生経験を経た後の『今』だからこそ組み得たバンドなのである。もし少しでもタイミングがズレていれば、私とティムが知り合うことにはならなかっただろうし、ということは、私が、小松や剣吾くんと再び一緒に音楽をやることにもならなかったはずなのである。

一人として意志薄弱な野郎がいない。そして、一人でも欠ければ、たちまちバランスが崩れてしまう。4人が4人ともリーダーみたいなものなのに、そんな中で「リーダー」と呼んでもらえていることについて心から光栄に思っている。

アルファベッツ?リプライズ?え?リプライズよりもアルファベッツの方が良かった?ふ〜ん。どうでもいいよ、そんなこと。


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