紫と黒のティンク

「あからさまにナメられている」ということは、あまりない。「実はナメられている」ということがほとんどだ。

ここから先はイメージの話。

最近、紫と黒の羽衣を重ねて着た、漆黒の髪を後で束ねたティンカーベルのような女の子が私の頭の周りを飛んでいて、「そういう」状況が来ると私の耳元でこう囁くのである。

「一憩さん!一憩さん!今、一憩さん、ナメられてますよっ!」

彼女のお陰で最近は、自分がナメられているということに瞬時にして気付けるようになったのである。

あくまで、イメージの話ですがね。


1件のコメント

  1. 私などのバカは、ナメられても、上から目線で話されるコト当たり前でしょう。何も自信が無い。

    ただ、必死なだけです。当たり前のように、人を道具やモノや遊具として扱ってる。誰も知らず知らずのうちに、自分を楽に生きる為に傷つけたり、立場を忘れ怒り軽んじる。
    私も、誰かを傷つけたりしてるだろ。
    誰もがそんな想像力を、相手に持つ優しさがある訳ではない。相手に同じ思いやりを持てると、そんな想像力を今では無くとも。いずれ知るコトだと祈る想いで託すしかない。

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