《それを立ち上げた人間は誰なのか。そもそも誰の意志から始まったのか。立ち上げた人間の表裏の労も知らずに、みんな好き勝手な美学を振りかざしてヘラヘラ笑ってた。「(この会話)メンドクサイ!」と言った奴さえいた。立ち上げた人間の気持ちを笑って踏みにじった。でも、一人だけ、目に涙を溜めて、心のこもった言葉を…》
今度バンドを組んだら、もう解散したくない。
今度彼女ができたら、もう別れたくない。
一度壊れたものをまた一から立ち上げることの面倒臭さとしんどさったらないよ。
また一から自分の事を説明しないといけない…。もう自分の事を説明したくない。今まで何度も何度も自分の事を説明してきたけど、これ、いつになったら終わるんだろう。
間抜けな堂々巡り―本っ当に馬鹿みたいだ。
バカヤロー!
男前なこと言ってたと思えば
しけたことも言ってんじゃねぇか。
自分で完全と思ってたものも、壊れたってことは
完全じゃなかったってことじゃなねえのか。
それだけのことじゃねえのか、遅かれ早かれ。
ってことはつまりあれだなぁ、着実に完全なものに
近づいてるってことじゃねえのか。
まあ、自分の事を説明すんのは面倒だよな。
YouTubeでライブも観たがまあ男前なロックをかましてたじゃねえか。
あれ見せたら説明はいらんだろう!
余談だが、オレの場合、いかんせんガキに二度見されるのは当たり前なほどシャクレてる分大して説明はいらんのだが、
周りがちょっと勘違いしてやがってる。
オレはシャクレてるが、オレの性格はもっとシャクレてるぞ!
まあ人はそれを「ヒネクレてる」っていうみたいだが。
オレの場合は違う。
あくまで「シャクレてる」だ!
って、何の話だバカヤロー!
バカヤロー!
それが真相であれば、真実であれば、しけたことも隠さずに言うのが、晒すのがロックンロールだ。
レノンを知れ!カートを知れ!太宰を知れ!随分しけたことも言ってるが、どこにも嘘がないんだ。あれがロックンロールだバカヤロー!
だが、しゃくれの分際で随分素晴らしい考え方してるじゃねぇか。
その顎に墨塗って、魚拓取って、それをうっとりと眺めてるオッサンの嫁はんの写真、着払いで送り付けたろかバカヤロー!
バカヤロー!
結局男前なこと言ってんっじゃねぇか!
まあたしかに洗いざらい真実を隠さず言うのは
誰にでもできることじゃねえよな。
ってことはあれだ、やっぱロックだな。
オレだってシャクレてること隠さず言ってるぞ!
まあオレの場合隠しようもなく見たままだが・・・
一つだけ頼みがある!
顎の魚拓取るのはかまわんが白ごはんの上に置いて
眺めるのだけは勘弁してくれ・・・バカヤロ、、、
って、何の話だ!バカヤロー!!!