パイオニア・ロック

残念ながら、人間には所属欲というものがあって、誰かに、どこかに所属して、庇護してもらう代わりに、何らかのルールを守らねばならんようになるわけで、だから、そもそも、誰にも、どこにも属さなければ、庇護されることはない代わりに、ルールに縛られることもないわけで。

「自分らしい生き方」というのは、いわばパイオニアとしての道を行くわけで、未開の地を切り拓いて行くわけで、前例がなくて参考資料がない分、大変だとは思うが、でも、なんだかよくわからない、理解、納得、合点する前に飲み込まざるを得ないような不可解なルールに縛られて生きるよりはずっと良いように思う。

とはいえ、100%なにものにも属さずに生きていくというのは、よっぽどの天才か、変人か、アホでない限り、無理な話だ。でも、属する世界と、「生きていく上で必要なもの」を厳選して、必要最低限に絞ることは、誰にだって出来ることで、努力の問題だと思うから、私は、やる。


4件のコメント

  1. 残念ながら、どこかに所属して、「やりたくて、やってます!」とは云えなくて、自己犠牲を振りかざし、生きている自分が大嫌いです。
    でも、ほんっとうに、たまに、幸せを感じます。

    私って、ドMですか?

    1. 故郷さんには、私にはない本物の「誰かのために」という魂があり、それが全てで、私はそれを心から羨ましく思っているし、だから、故郷さんのやり方、生き方には、卑怯の「ひ」の字もない。

      本当に凄いと思うし、羨ましいと思うし、私には真似できないと思っています。

      私はただ、私なりの角度で吠えるだけです。私は、あらゆる手法を駆使して、私なりの角度で吠える能力のみを神様から授かったので、これを遺憾なく発揮しつつ、他にはない(誰も好き好んでやろうとは思わない)独特な人生を歩んでいこうと思っております。

      ちなみに私は、私ほど卑怯な野郎はいないと自負しております(笑)

  2. 彼は、羨ましいほどの覚悟があるのだろ。生きている実感を体に浴びて。私の中での神は、その人の傍にあり友や親、力になれる存在です。その人自身の粋な姿です。大事な存在を見失わない覚悟だったらとなぁと想いました。休養中なので私の希望ですが、活力あるなぁと関心するばかりです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。