熱く賢明に

アホだからこそ、賢くみられようとして、賢く見えるのかもしれないし、賢いからこそ、アホに見られようとして、アホに見えるのかもしれないし―これは本当に難しいところで、これをちゃんと見抜けない内から、見抜こうとしない内から、「俺ももうオッサンやし」とか、「私ももうオバハンやし」とか言って、ヘラヘラ笑いながら逃げてちゃ駄目だろうと思う。

人生、オッサンだからというだけの理由で、オバハンだからというだけの理由で、しかも自己申告で、免除されるものなんて何一つない。

男も女も、闘っている間が華だし、闘っている間は華がある。

「ファッキンジャップくらいわかるよ馬鹿野郎!」でお馴染みの北野武を見よ!
「あきらめないで!」でお馴染みの真矢みきを見よ!
「棺桶に入る時がやめる時だぜ!」でお馴染みのザ・ローリング・ストーンズを見よ!
みんな本当にカッコイイ。

私は、オッサンを友人にしたくはないし、また、オバハンを彼女にしたくもない。

冗談じゃない。


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