ロックの女神へ

私は、人間の女性に対しては、一度フラれても屁とも思わず、二度、気持ちを伝えるのが当たり前で、その代わり、三度目はないことを旨としておりますが、貴女については例外で、私は、貴女に何度フラれようとも、そしてそれがいかに不様であろうとも、七転び八起き―食い下がってやろうと考えております。

「まったくもってしつこい野郎だ!」とお思いでしょうがしかし、残念ながら私は貴女を諦めません。時と場合によっては押し倒してでも、貴女を我がものにせんと目論んでおります。

惚れられ続けるのも辛いでしょうが、惚れ続けるのも辛いものです。勝手に、辛いものです。しかしながら、貴女を想っている間は、ずっと、何とも言えず、幸せです。

もし、貴女の権化のような人間の女性が私の目の前に現れたら、私は、腕力に訴えてでも、その女性を我がものにせんとするでしょう。


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